パレスチナ1948 -NAKBA-

3月22日(土)よりユーロスペースにてロードショー、ほか全国順次公開  自主上映会情報


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COMMENT ご覧になった方のコメント
 

池澤夏樹(作家)

遠い人々の悲劇は抽象的である。われわれにとってパレスチナは遠い。
彼らの受難を具体的なものとして受け止めるために、われわれはこの映画を見なければならない。
パレスチナの人々の運命を、名前と顔を持つ友だちの身に起こったこととして感じ取らなければならない。
広河隆一と彼らの何十年にも亘る親密なつきあいがそれを可能にしてくれる。
 
 

池田香代子(フランクル『夜と霧』翻訳者)

60年前の恐るべき不正義には、「満州」を想起せずにはいられない。
この痛みと憤りの共有を願うのは、広河隆一がジャーナリストだからではない。
人間だからだ。
私たちは思い知る。
地を這わなければ見えないもの、人生を狂わせなければ伝えられないことがあるのだ、と。
 
 

森達也(映画監督・作家)

安易に使うべき言葉ではないとは思いながらも、観終えた今は、「圧巻」の二文字が頭からどうしても離れない。
パレスチナ問題の深刻さ。目を背け続けてきた国際社会(そして日本)の責任。
広河隆一の情念。矛盾。混沌。悲しみ。怒り。すべてが凝縮されていた。
まさしく刮目すべき映画だ。
 
 

加藤登紀子(歌手)

ここにあるのはユダヤ人とパレスチナ人の戦いではない。
奪うものと奪われるもの、そしてその暴虐と戦う人たちの渾身の証言だ。
命を滅ぼして人は一体何を手にするというのだろう。
誰ひとり願っていない虐殺が今日も続いている!
 

 

映画をご覧になった方の感想

戦場カメラマンというハードなお仕事とは違った印象の穏和なしゃべりに親しみを覚えました。
真実を求める芯の強さにも感動しました。私の場合イラン国籍を持つ日本人であり、そのイランがパレスチナをサポートしているという関わりで、
このパレスチナでいったいどんなことが起きていたかを知りたいと思いました。
世界に不公平があっては戦争はとめられませんよね。
真実を追い求める心、正しい情報源を元にした判断力だけが平和を守れると思います。
 
(40代・女性/NAKBAシンポジウム感想より)
 

本日のシンポジウム、大変面白かったです。
現在パレスチナ人を取り囲む問題というのは多くあり、レバノンでは労働認可証などの問題があると思います。
(一般的には)イスラエルVSパレスチナというものだけしか見られませんが、
これをきっかけにパレスチナをもっと深く知り、内部腐敗などにも決着がうながされることを願います。
 
(20代・男性/NAKBAシンポジウム感想より)
 

複雑な題材を扱っているが、観る者の心の奥にぐっと入り込む視点で切りとっているドキュメンタリー映画である。
この視点が、私にとって遠い存在であった題材を身近に引き寄せさせた要因である。
映画を観ながら、自分の妻、子供、親、兄弟、友人、親戚、について思い起こされた。
もし自分だったらどんな振る舞いをするか?そんなことを考えても仕方ないのか?
人生が国によって狂わされることは、パレスチナだけの話か?今の日本にもある。
自分はそのときどんな振る舞いをするのか?その心構えは出来ているのか?
そんなことを頭の片隅で考えながら観ていた。〜(中略)〜
この映画でこの題材を全て語ることは無理だが、この映画に触発されて、質の高いドキュメンタリーが後に続くことを願う。
そしてその流れの一助になるよう私も注意深く情報をキャッチし有効なものにはコミットしていくつもりである。
 
(30代・男性/NAKBAシンポジウム感想より)
 

 私は今まで映画をたくさん観てきたわけじゃないし、評論家でもない。
この映画を観たひとが何を感じるのか予想がつきません。
予想つかないけど1人でも多くの人、特に私と同じくらいの若い年代に観て欲しいと思いました。
ショックをうけた。
鑑賞後しばらく劇場前から動けなかった。
席を立ち、出口に向かって手すりにつかまりながら階段を上る年輩の女性が「この映画はおもい」
と言ってるのを耳にし、深みのある言葉のように感じました。
帰る観客が街中にいる人とは顔つきが違っていた。
おもみのある顔をしていました。
いかに今まで自分は綺麗な世界を見てきたのか。
登場する人々の様々な表情。
インタビューで明らかになる衝撃的な話の数々。
目の前にいる友人や家族など大切な人を大切にしたいと思っていたけど、
この映画を見て目の前には見えないけど、たしかに存在する遠くの中東で生きている人々、
大切にしたいと思いました。
中東問題について無知でしたが、今日観て感じた、この胸のざわざわしている感じを忘れたくない。
何か、動き出すきっかけにしたいです。
 
(20代・女性) 
 

パレスチナ人が追い詰められていく様子が、悲しかったです。
イスラエル人も、もとはといえば、ナチスに迫害されて民族滅亡の危機に立った民族。
戦争犯罪の被害者が、今度は他民族を襲っている。悪の連鎖が起きている。
どこかでとめなければ・・・と思いました。
 
(40代・女性)
 

日本は戦後63年そして同じ時の流れの中で、別の場では破壊と追放が繰り返されていることに改めて衝撃を受けました。
人間にとって人々にとっての平和が何であるのか?
幸福とは何なのかを考えさせられました。
 
理不尽に愛する者の命が奪われることがどういうことであるか・・・
胸が本当に痛くなりました。
 
どうしたら人はわかりあえるのか? 
宗教や、国家の政治的背景、私利私欲のためにいることが何の意味をなすのか?
足元にも立ち戻りながら考えることの大切さを感じました。
 
(女性/保育士)
 

重い重い重い映画でした。
これが現実なのですね。
あらためてパレスチナの悲しみ、苦しみ、叫びを
感じさせられました。
パレスチナの真の解放を願ってやみません。
 
(パレスチナ難民の子どもの里親運動 岡本達思)
 

ブログより


「この映画をみて、本当にショックでした。知らなかったのですから・・・。」

(くにえ 70代・女性)→全文 ブログ「さくらおばさんの ひとりごと 」
 

「テレビのニュース映像を通してくらいしか「パレスチナ問題」を知らない人の中には、
自分の信じていた「世界」が、足元から揺らぐのを感じる人も出てくるだろう。揺らいでほしい。」

(40代・男性)→全文 ブログ「弱い文明