1943年 中国天津市生まれ。1945年に日本に引き揚げる。1967年に早稲田大学卒業後、イスラエルへ渡る。その直後に第3次中東戦争勃発。1970年に帰国。その後、中東問題と核問題を中心に海外取材を重ねる。
IOJ国際報道写真コンテストの大賞・金賞をはじめ、講談社出版文化賞、日本写真協会年度賞、早稲田ジャーナリズム大賞、土門拳賞など多数受賞。「新版パレスチナ」「核の大地」「龍平の未来」「チェルノブイリと地球」「チェルノブイリ 消えた458の村」「写真記録パレスチナ」「破断層」などのノンフィクション、写真集、小説、訳書を多数出版。また「チェルノブイリ20年目の歌声」「素敵な宇宙船地球号—はばたけ命の翼」など中東、核関係の報道番組も多数制作。2004年3月『 DAYS JAPAN 』
http://www.daysjapan.net/
を発刊。編集長として現在に至る。チェルノブイリ子ども基金顧問。パレスチナの子供の里親運動顧問。
日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。日本写真家協会、日本写真協会会員。
パレスチナを追った40年間の間に撮られた写真、映像により、『パレスチナ1948・NAKBA』が完成。本作はすでに、フランス(2008年2月中旬)、そしてレバノン(2008年3月中旬)での上映も決まっている。
『1コマ』サポーターズ代表。
青山学院女子短期大学にて児童教育および児童文学を学び、幼稚園教諭に。
南仏のフレネ小学校で教育実習を行い、2001年からは私塾で地元の子どもたちと向き合う。
2002年3月情勢の悪化するイスラエル・パレスチナへ一人で入り、パレスチナ自治区で占領下の人々の暮らしを目の当たりにする。
帰国後作成したルポが大きな反響を呼び、各地で講演活動を行い、その後も現地に繰り返し足を運ぶ。
広河が撮りためた未発表の膨大な写真・映像の存在を知り、『パレスチナ1948・NAKBA』の制作を志す。
そして2002年暮れ、広河と共に『1コマ』サポーター運動を立ち上げ、各地で本作制作の意味を伝えながらサポーターを募り、企画・製作を進めてきた。主な著書に『パレスチナが見たい』(阪急コミュニケーションズ)がある。
1954年生まれ。大学在学中から映画製作に携わる。『闇のカーニバル』(81/監督:山本政志)『豚鶏心中』(81/監:松井良彦)、『ゆきゆきて、神軍』(87/監:原一男)といったインディーズ映画に参加。88年の『追悼のざわめき』が初のプロデュース作品となる。
以後、『部屋 THE ROOM』(93/監:園子温)、『由美香』(97/監:平野勝之)、『流れ者図鑑』(98/同)、『白—THE WHITE』(99/同)をプロデュース。そして、地下鉄サリン事件以後のオウム信者を追った森達也監督のドキュメンタリー映画『A』(98)、『A2』(01)では、製作・撮影・編集を務める。
近年は、『Little Birds ‐イラク戦火の家族たち‐』(05/監:綿井健陽)、『ガーダ パレスチナの詩』(06/監:古居みずえ)といったドキュメンタリー映画を製作。インディペンデントならではの極めて過激な、あるいは真に貴重な映像をスクリーンにかけることのできる数少ない映画プロデューサーのひとりである。
東京出身。武蔵野音楽大学声楽科在学中に、IIDAJAZZ SCHOOLよりジャズボーカルを開始。卒業後、楽教室の講師を経て、渡米。
ボストンのバークリー音楽院のボイスパフォーマンス科に入学し、2001年から映画音楽作曲科も専攻する。
03年に、バークリーアチーブメントスカラシップ(最優秀成績奨学金)を受賞。04年、両科を卒業。
05年には、アメリカ長編映画 “Red Thread”のミュージックアシスタント&シンガーとして参加、またNYの現代音楽作曲家のElodie Lautenの歌レコーディングに参加。07年、インディーズムービーフェスティバル(IMF) に入選し本選に進出した日本の長編映画 “Rudy Soup”の音楽作曲を担当。07年秋には、ドイツのLemongrass musicレーベルのコンピレーションアルバム “Lemongrass Garden Vol.2”から、自ら作曲、歌そしてプロデュースした曲が、アメリカをはじめ、ヨーロッパそして日本で発売される。
現在は、米BMIの歌手&作曲家として、シカゴに在住。